共有する楽しさ

なんか激しくdisられているけど、個人的にはこういう考え方もあるんだー、って興味深く読めた。

自分も趣味と呼べるような事は基本的に自分一人でやっている事が多いので、このエントリをdisっている人の気持ちもよく分かる。例えば、読書なんて基本的に一人で完結できてしまう物だし、美術館巡りだって同じ物を見たとしても感覚の共有って難しい。

でも、書評を載せたり感想を載せたりすることで共感してくれる人が居たら、それはそれでまた別の嬉しさがある。趣味を個人でやっている喜びとは違って、同じ物を共有しているんだという連帯感とか、そこで生じる互いの意見の交換なんてのは、自己承認をもらったようなある種の満足感を与えてくれる。

なので、趣味は一人で楽しんでもみんなで楽しんでも、それぞれにそれなりの楽しみ方があるよ。

それに、「個人で楽しむ趣味だってある」と言っている人たちこそ、実は共有することの楽しみを知っているはず。だって増田がここで「趣味は共有してなんぼ」と主張した事に対して、周りがこれだけ食いついているというのがその証拠。ここで発言している人たちは、話題を共有する事の楽しさを今感じているはず。