サマーウォーズ

映画「サマーウォーズ」を公開初日に観てきました。

話の筋は「世界の危機を自分たちが救う」という王道中の王道なのですが、それぞれ立ち向かっていく人たちが、必ず一度は挫折で頭が真っ白になってしまうのが良かった。そのたびに周りの人が助けてくれたり、他の人が対策を考えてくれたりと、要所要所で誰かが追い詰められても、必ず他の誰かが助けてくれる。必ず誰かしらが立ち向かっていく。

栄おばあちゃんの、

  • おなかをすかせないこと
  • 決して一人にならないこと

と、

  • 陣内家は負け戦でも戦ってきた家柄だからねえ

というメッセージが素敵でした。

一ついまいちだなあと思ったのは、サイバー空間の描写があまりにもステレオタイプだなということ。そういう物だと割り切って観てしまえば、一番前に押し出している「家族」の描写は楽しく観られます。

余談ですが、公式サイトの[http://s-wars.jp/characters/characters01.html:title=キャラクター紹介」に並んでいる各キャラクターの顔と役者の顔が、割とよく似ているような気がしました。