GreatValueカレー辛口


ご飯を作るのが面倒な時は、よくレトルトカレーを頼ります。レトルトカレーは各社色んな製品を出していてとても全部を把握できているわけではないのですが、その中でも気に入っているレトルトカレーの1つが、西友プライベートブランドから発売されているカレーの辛口です。

このレトルトカレー、とにかく辛い。普段から辛いカレーが好きなのですが、レトルトカレーの辛口で本当に辛いと思えるのはなかなかありません。その中でも、ダントツの辛さを誇っているのがこのカレーです。見かけたら一度食べてみて下さい。本当に辛いです。味はともかく、辛さだけは保証できるんじゃないかと思います。

サマーウォーズ

映画「サマーウォーズ」を公開初日に観てきました。

話の筋は「世界の危機を自分たちが救う」という王道中の王道なのですが、それぞれ立ち向かっていく人たちが、必ず一度は挫折で頭が真っ白になってしまうのが良かった。そのたびに周りの人が助けてくれたり、他の人が対策を考えてくれたりと、要所要所で誰かが追い詰められても、必ず他の誰かが助けてくれる。必ず誰かしらが立ち向かっていく。

栄おばあちゃんの、

  • おなかをすかせないこと
  • 決して一人にならないこと

と、

  • 陣内家は負け戦でも戦ってきた家柄だからねえ

というメッセージが素敵でした。

一ついまいちだなあと思ったのは、サイバー空間の描写があまりにもステレオタイプだなということ。そういう物だと割り切って観てしまえば、一番前に押し出している「家族」の描写は楽しく観られます。

余談ですが、公式サイトの[http://s-wars.jp/characters/characters01.html:title=キャラクター紹介」に並んでいる各キャラクターの顔と役者の顔が、割とよく似ているような気がしました。

猫の居る風景

今住んでいるところの周辺には、野良猫が沢山住み着いています。高円寺や谷中のように野良猫の名所というわけでもないのですが、家の周りを歩いていると必ず数匹くらい見かけます。

一番多いのが近所の公園と、そこにある人工池。この辺りは必ず数匹が固まって生活していて、さらにその周りに何匹か群れています。

目の前を横切るだけでも微笑ましいのですが、数匹固まっている所を見かけると幸せな気分になります。

ただ、あまり懐いてくれないのがちょっと残念。

炊飯器の選び方

五感に曖昧に訴えるモノ

結局は値段の高いものが性能的に悪い訳はないが、値段の差が味に比例している訳ではないようだ。

以前、知り合いに米の味は炊飯器の値段に比例すると熱弁をふるっていた人が居て、自分も次に炊飯器を買う時にはちょっと考えようと思っていたので、これはちょっとびっくりした。

さすがに今使っている2,000円の炊飯器よりは10,000円程度の炊飯器の方が炊き上がりはよくなるんだろうなと勝手に思っていたんだけれども、実はそうでもないのかも。

遅延

今朝は千代田線が人身事故で遅延していたので、とても大変でした。折り返し運転をしているとの事だったので慌てて乗ってみたのですが、一駅移動するだけでも普段の何倍もの時間がかかりました。遅れを見込んで普段よりも早めに家を出ましたが、想定以上だったので結局いつも通りの時刻には到着しませんでした。

夜は大宮へ移動。考えてみれば、今年になって初めての埼玉県だった気がします。電車で通過してたりはするんですけれども、降り立ったのは初めてなはず。

電車で読書

アンナ・カレーニナを読み終わったので、今日から通勤電車の中で山本文緒さんの「紙婚式」を読んでいます。長らくトルストイなんて読んでいたので、読み始めてしばらくは違和感をぬぐえなかったのですが、20ページもめくるとすっかり山本文緒ワールドに溶け込んでいました。さすが山本文緒

この「紙婚式」は短編集なので、電車に乗ってから降りるまでの時間で一作品読めてしまいます。早速今日の行きに「土下座」を、帰りに「子宝」を読みました。「土下座」はもうドキドキ。この作品の中に現れているようなギスギスは過去に体験したことがあったので、我が事のように感じてしまって胃が縮こまるような思いでした。「子宝」は不思議な話。嫁もこういう性格なんだったらもっと肝の中にドロドロとした物を抱えていそうな気がするのですが、ただのお馬鹿ちゃんとして描写されていたのはちょっと違和感がありました。

残る作品は後6編。今週中には読みきれそうです。

紙婚式 (角川文庫)

紙婚式 (角川文庫)

トルストイ「アンナ・カレーニナ」

ちまちまと読んできた、ロシアの文豪トルストイの代表作「アンナ・カレーニナ」を読み終わりました。読み始めたのが去年の秋頃だったので、ほぼ丸々1年かかってようやく読み終えました。

2組の男女の恋愛・結婚・離婚を通じて、人間の苦悩を描いた作品。心理描写の描き方が好きでした。こういう作品は少し経って読み返すとまた違う読了感を味わえるので、その時がまた楽しみです。

アンナ、カレーニン、ヴロンスキー、キティ、リョービンの5人の主要な登場人物の中で個人的に好きだったのは、アンナとリョービンでした。ヴロンスキーがアンナや部下の事を、キティがリョービンの事を考えて行動するのとは正反対に、利己的な欲望で動いて身を滅ぼしていたり、苦悩に陥るような性格に共感したのかもしれません。

とにかくこの2人は利己的です。しかも勝手に思い悩んで、勝手に自滅する。非社交的で、我が強く、変に自己完結するという性格は、周りから見ればはた迷惑なことこの上無いのですが、それぞれの心の中に激しい葛藤があるのがとても面白い所です。

アンナ・カレーニナ〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

アンナ・カレーニナ〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

アンナ・カレーニナ〈2〉 (光文社古典新訳文庫)

アンナ・カレーニナ〈2〉 (光文社古典新訳文庫)

アンナ・カレーニナ〈3〉 (光文社古典新訳文庫)

アンナ・カレーニナ〈3〉 (光文社古典新訳文庫)

アンナ・カレーニナ〈4〉 (光文社古典新訳文庫)

アンナ・カレーニナ〈4〉 (光文社古典新訳文庫)