集中講義形式の安全講習に意味はあるか

小学校でインターネットの危険性について啓蒙する為の授業をする、という話。でも小学生くらいだと、こういう仰々しい授業形式の安全講習よりも、日常的な危険性啓蒙の方が重要なのではないかと思うのですが。

自分が小学生だった時のことを思い出してみると、例えば道路を歩く時の危険性とかって、授業中にそういう話を先生から聞かされるよりも、実際に危険な場面で大人に注意してもらう方が印象にも残りました。実際問題、教育現場で危険性を子供に教える時って、いけない事をした時にしかるという方に力を割く割合が多いように思います。

結論として、こういう授業形式で危険性を啓蒙するよりは、日常的に危険に遭遇しそうな時に大人が注意するという方が効果があるのではないか、と主張します。その為のフィルタリングサービスや、その他の必要なインフラ整備が必要なのではないでしょうか。

もちろんニフティの中の人たちもその辺りはきちんと把握されているようで、

「ただ、今日の授業だけでは実際に行動に移せないし、実感して怖いとわかることこそが日常化につながると思います。

というコメントもあるので、実際の社会における危険性への注意の喚起について、今後の創意工夫に期待しています。